日本ケベック学会 ブログ

AJEQ(Association Japonaise des Études Québécoises)blog

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2019

フランス語教育者向け研修セミナーのお知らせ / Stage de perfectionnement pour enseignants de FLE

CATEGORYお知らせ
フランス語教育者向け研修セミナーのお知らせ /
Stage de perfectionnement pour enseignants de FLE
日本ケベック学会広報委員会

カナダ・ケベック州のラヴァル大学にて、この夏、フランス語教育者向けの研修セミナーが開かれます。
期間は7月8日から19日までの2週間、合計39時間におよぶ講義とワークショップのほか、6時間のコンフェランスやケベック州内の文化施設などへの訪問等、集中的に行われる予定となっています。
詳細については、以下ラヴァル大学サイトにて資料PDFが用意されていますので、ご覧ください。
https://www.elul.ulaval.ca/nos-cours/stage-de-perfectionnement-pour-enseignants-de-fle/

この7月8日から19日までの同じ期間、フランス語を学ぶ学生たちを対象にしたフランス語の集中授業もあり、50カ国以上の国々からやって来た800人余の参加者たちと交流を図ることができます。ぜひこの機会を利用して、彼らとともに、北米におけるフランス語圏文化や社会に触れてみてください。
ケベック州内に点在する世界遺産はもちろん、さまざまな趣向を凝らした夏のイヴェントやお祭りもみなさんをお待ちしています。

応募期限は5月31日まで。
連絡詳細は、ラヴァル大学内のサイトにもありますが、以下にお問い合わせください。
fle@elul.ulaval.ca
418-656-2321
1-877-606-1122, poste 402321

研修セミナーへの応募資格は、以下、フランス語の「Admissibilité」の項目およびラヴァル大学内サイトをご覧ください。

    *    *    *    *    *

Stage de perfectionnement pour enseignants du français langue étrangère
Du 8 au 19 juillet 2019

L'Université Laval relance le programme cet été. La formation intensive sura lieu du 8 au 19 juillet et qui comportera 39 heurs de cours et d'ateliers, 6 heurs de conférences et plusieurs visites culturelles et exploratoires dans la villes et la région de Quebec.
Vous trouvez le feuillet promotionnel et toutes les informations relatives au Stage en suivant ce lien:
https://www.elul.ulaval.ca/nos-cours/stage-de-perfectionnement-pour-enseignants-de-fle/

Ce stage se déroule en juillet, en même temps que la session intensive de cours de français langue étrangère, qui réunit plus de 800 étudiants d’une cinquantaine de pays. En suivant ce stage, vous pourrez côtoyer cette population internationale et participer à des activités socioculturelles diversifiées qui vous permettront de vous familiariser avec la culture francophone d’Amérique du Nord.

Vous pourrez également profiter des attraits touristiques de la Ville de Québec, inscrite au patrimoine mondial de l’UNESCO, très animée et festive durant l’été. De nombreuses manifestations culturelles ont lieu à cette période, comme le Festival d'été de Québec.

Consultez le dépliant.
Consultez le plan de cours.
Consultez la grille horaire type.
Consultez le concours de bourse.

Admissibilité:
> Être enseignant de français langue seconde ou étrangère dans un établissement d'enseignement secondaire, préuniversitaire ou universitaire.
> Posséder une excellente connaissance orale et écrite de la langue française, le français étant la seule langue utilisée tout au long de la formation.
> Être inscrit dans un programme de didactique du français.

Renseignement et inscription:
Inscription avant le 31 mai 2019
fle@elul.ulaval.ca
418-656-2321
1-877-606-1122, poste 402321

stage a laval

Tag:ケベック AJEQ フランス語研修 ラヴァル大学

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2019

カナダ・モントリオールより、インフィニシアター初来日!

カナダ・モントリオールより、インフィニシアター初来日!
日本ケベック学会広報委員会

カナダ・モントリオールにて活動している「インフィニシアター」の初来日公演が、シアターX(カイ)にて、4月10日から13日まで開催されます。

フランス語圏モントリオールを拠点に、英語による上演を行っているインフィニシアターは、「演劇はエンターテインメントと同時に社会や政治の重大な問題を反映した集団的経験でなければならない」との信念のもと、活動中。
本作は、アフリカで捕獲された猿がアカデミー会員の前で自分がいかに言葉を獲得し、人間として生きるようになったかを話すというフランツ・カフカの短篇『ある学会報告』を、現代の社会に置きかえたアクチュアルな一人芝居です。
(Press資料より)

演目:『カフカの猿』~フランツ・カフカ『ある学会報告』より
演出:ギィ・スプラング
主演:ハワード・ローゼンスタイン

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警告:この演劇は猿によって演出されました!

親愛なる観客の方々、あなたも猿です。
人間は、進化した城の主であるという心地よい資格によって盲目的に生きています。
そして あらゆる点で動物より優れてると思っています。
実際は自分自身が動物であることを都合よく忘れているのです。
(演出ノートより)
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日時:2019年4月10日(水) - 4月13日(土)
料金:1000円
場所:シアターX(カイ)
詳細は以下、ホームページをご覧ください。

kafka_ape

Tag:ケベック 演劇

13
2019

フランコフォニーのお祭り2019/Journée de la Francophonie 2019

フランコフォニーのお祭り2019/Journée de la Francophonie 2019
日本ケベック学会広報委員会

毎年の3月恒例、アンスティチュ・フランセで行われている「フランコフォニーのお祭り/Journée de la Francophonie」が、今年も3月23日(土)に行われます。

世界中のフランコフォンが集うなか、ケベック関連の演し物にもご注目を。
今年は、アンヌ・エモン監督による映画『ネリー・アルカン 愛と孤独の淵で/NELLY』 の上映に加えて、ケベックのBD作家ジャック・ゴールドステインによるトークショーが開催される予定です。

詳細は以下の通りとなります。春の1日を、世界中のフランコフォンとともにお楽しみあれ!
日時:3月23日(土)
場所:アンスティチュ・フランセ東京

プログラム(予定)
10:00 – 12:00 : ワークショップ『フランス街歩き ニューカレドニア』
11:00 – 12:30 : アンスティチュ・フランセ東京:『オープンキャンパス』(ツアー+体験レッスン) 第1部
11:45 – 15:00 : フランコフォニーのランチ (予約可能)
11:45 – 12:30 : 子供向けフランス語ワークショップ 第1部
12:00 – 19:00 : フランコフォニー諸国の飲食と文化ブース
13:00 – 14:00 : クリステャン・ペリセロ先生によるディクテ(書き取り)コンクール
13:00 – 13:30 : ドラマン・ディアバテ(伝統音楽、マリ)ライブ
14:00 – 14:30 : ラティール・シ(アフロジャズ、セネガル)ライブ
14:00 – 15:30 : アンスティチュ・フランセ東京:『オープンキャンパス』(ツアー+体験レッスン) 第2部
14:30 – 16:10 : 上映会:『ネリー・アルカン 愛と孤独の淵で』監督:アンヌ・エモン(ケベック州)
14:45 – 15:30 : 子供向けフランス語ワークショップ 第2部
14:45 – 15:00 : マダガスカルアンタンドロイ族の民族ダンス
15:00 – 17:00 : 『シリトリ- 3匹の子猫』ローランス・ベンツの子どものためのワークショップ (フランス)
15:00 – 15:45 : ンザサ・ミュウジック(アフロジャズ、コートジボワール)ライブ
15:00 – 16:00 : チーズセミナー(フランス、ベルギー、スイス)(予約可能)
15:30 – 16:30 : フランス語でカラオケ大会
16:00 – 16:45 : 子供向けフランス語ワークショップ 第3部
16:00 – 16:30 : ダレカ・ダレモ(スラム、HIPHOP、フランス)ライブ
16:30 – 17:30 :『Sophie de Quay & the WaveGuards』(ポップ、スイス)ライブ
18:00 – 19:30 : BD作家ゴールドスティンのトークショー(ケベック州)
*それぞれの詳細は、「アンスティチュ・フランセ東京」ホームページをご覧くださいませ。

Nelly

Tag:ケベック 映画 バンド・デシネ

06
2019

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督『静かなる叫び』(2009)上映情報

片山幹生

1899年に起こったモントリオール理工科学校での銃乱射による女子学生大量殺人事件を扱った作品です。高田馬場の早稲田松竹で3/9(土)-15(金)までレイトショー上映されます。
開場21:20 / 開映21:30(~終映22:50)

詳しくは以下のページをご覧ください。
11
2019

2018年12月9日AJEQ/JACS共同研究会報告 Rapport de la réunion d’études de l’AJEQ et JACS

CATEGORY報告
2018年12月9日AJEQ/JACS共同研究会報告
Rapport de la réunion d’études de l’AJEQ et JACS
AJEQ企画委員会・研究会担当

2018年12月9日(日)、早稲田大学にて日本ケベック学会(AJEQ)/日本カナダ学会(JACS)合同研究会を行いました。
第一発表では、2018年度小畑ケベック研究奨励賞受賞者の一人である鈴木智子会員が、ケベック州での現地調査の結果を踏まえ、ケベック州の児童書についての報告しました。第二発表では、2018年に日本カナダ学会会長に就任した佐藤信行(中央大学)教授がインターネット上の表現の規制について最近の事例を取り上げて報告しました。

JACSとの共催は初めての試みで、両学会から会員が集まり、有意義な研究会でした。詳細は以下、ご本人たちからの報告をごらんください。(矢頭典枝・神田外語大学)

〇第一報告
鈴木智子会員による「ケベック児童書に関する現地調査及び国際子ども図書館に所蔵すべきブックリストの作成」
La littérature pour la jeunesse au Québec et une liste de 300 livres
 今回は国際子ども図書館からご依頼をいただいたケベックの児童書に関する調査についての詳細と、この調査を行うために小畑ケベック研究奨励賞をいただき、2018年10月に行ったケベック滞在の報告を兼ねて発表をさせていただいた。国際子ども図書館では現在まで海外の児童書に関する調査として13の国や地域に関する調査をされているが、今年はケベックが対象地域に選ばれた。図書館からの依頼内容として主にケベック児童文学の蔵書474件に関する評価、300冊のウォントリストの作成、調査中に得られた児童書関連の情報をまとめた報告書の提出がある。ケベック滞在中は BAnQ の児童書部門司書の方にご協力をいただきながら、既に所蔵されている本に偏りがないか、ウォントリストに加えるべき本を図書館から示された条件のもと選択する作業を行った。調査の結果主要な研究書が欠けていたことがわかり、ウォントリストの上位には研究書やその他主要な賞を受賞しながら蔵書に加えられていない本を掲載した。リストと報告書に関しては2019年3月に国際子ども図書館のホームページ上に公開される予定である。(鈴木智子)

〇第二報告
佐藤信行(中央大学・日本カナダ学会会長)
「インターネット上の表現の全世界規制とカナダ:Google Inc. v. Equustek Solutions Inc.カナダ最高裁判所判決を例として」
 伝統的な法システムは、国家・法域とそれに対応する法の存在を前提としており、国境を越える法的紛争に対しても、各国家・法域対処を原則とする。しかし、国境を越えるネットワークたるインターネットでの権利・法益侵害は、まさしく「全世界」で生じるのであって、相当に異なる構造を有する。そこで考えられる解決の一つが、いずれかの国の裁判所が「全世界」を対象とする救済を提供することであるが、そこには、主権侵害や、文化的相違や価値観の相違に基づく法のギャップといった別の問題がある。従来この問題は、2014年5月13日のヨーロッパ司法裁判所の「忘れられる権利判決」を中心に議論されてきたが、これはEU法を根拠とするEU域内での対応が問題となってきたに過ぎなかった。
 そうした中、カナダ最高裁判所は、2017年6月28日に Google Inc. v. Equustek Solutions Inc. 事件に判決を下した(2017 SCC 34 (CanLII); [2017] 1 S.C.R. 824)。これは、BC 州裁判所が Google 社に対して発していた、あるコンピュータ関連製品海賊版に関する検索結果を削除するよう命じる暫定命令(interlocutory injunction)を支持し、インターネット上の権利救済のために、削除範囲を明示的に全世界を対象としたのであった。他方 Google 社は、この判決を受けて、今度はアメリカ合衆国連邦地方裁判所に同暫定命令の同国内での執行不能宣言を求め、勝訴した。ここに、加米で法分裂が生じることとなったのである。
 文化や価値観の相違という点からすると、特定国の裁判所が全世界の表現規制を行うという仕組みには、大きな危険が存在し、今後も慎重である必要がある。他方で、本件で問題となったのは、法域ごとの価値の差違が小さい海賊商品規制というものであり、確かに世界的規制の必要性も大きい。そこで、今後課題となるのは、同じインターネット上の表現であっても、侵害される法益に着目して、全世界的規制可能なものを類型化する作業であるといえよう。佐藤信行(日本カナダ学会関東地区・中央大学)
(本報告の詳細については、佐藤信行「裁判所によるインターネット情報の世界的帰省の可能性」佐藤信行他編著『憲法理論の再構築』(敬文堂、2019 年)参照)
 IMG_7288.jpg  IMG_7290.jpg


Tag:ケベック AJEQ カナダ学会

11
2019

ラリー・トランブレ「顔のない少年」公演@せんがわ演劇祭 公演情報

片山幹生

ケベックの劇作家、ラリー・トランブレの作品のリーディング公演が、せんがわ劇場であります。
公演は以下の三回です。
2月14日(木)19時
2月16日(土)13時
2月17日(日)16時

「顔のない少年」 
作:ラリー・トランブレ
訳:山上 優
演出:高橋 正徳(文学座)
---
ある朝、母は、ベットにいた息子ジェレミーの目、鼻、口、耳が無くなっているのを発見する。映画館でゾンビ映画を見ていたはずのジェレミーとジェシカ。いつしか二人の男女は不思議な世界に浸り込んでゆく」

<チケット料金> 日時指定・全席自由
一般 2,000円
市民(調布市在住・在勤) 1,800円
U25(観劇当日25歳以下)1,500円
中学生以下 1,000円


公演情報の詳細は以下のページをご覧下さい。
http://www.sengawa-gekijo.jp/kouen/21582.html

Tag:ケベック 演劇

06
2019

ケベック州在日事務所代表講演会(2月19日)

CATEGORYお知らせ
ケベック州在日事務所代表講演会(2月19日)
日本ケベック学会広報委員会

ケベック州在日事務所ルーシー・トランブレ代表の講演会が下記のように開催されます。ふるってご参加ください。

             記
日時:2019年2月19日(火)18時~21時
会場:日仏会館1Fホール(東京都渋谷区)
演題:ケベック州政府の新たな国際政策-世界の中のケベック州:投資し、行動し、繁栄する-
参加費:1,000円(ただし、日仏会館会員、パリクラブ会員、協力団体会員は無料)
懇親会費:1,000円

詳細は以下をご参照ください。
25
2018

ジェラール・ブシャール教授の記事

CATEGORYお知らせ

ジェラール・ブシャール教授の記事

立花 英裕



 ジェラール・ブシャール名誉教授が帰国後、La Presse紙に日本滞在についての記事を書いたので、ここに掲載いたします。ブシャール先生から記事を送っていただきました。La Presse-16-11-18- texteImage_ページ_1La Presse-16-11-18- texteImage_ページ_2

30
2018

日本ケベック学会 AJEQ 2018年 全国大会 Congrès annuel 2018 Association Japonaise des Études québécoises (AJEQ)

CATEGORY活動報告
日本ケベック学会 AJEQ 2018年 全国大会
Congrès annuel 2018 Association Japonaise des Études québécoises (AJEQ)
日本ケベック学会広報委員会

2018年の AJEQ 全国大会が、10月13日、愛知大学 名古屋キャンパスにて、同大学の語学教育研究室との共催により開催されました。
AJEQ設立10周年となる記念大会となった今年は、ケベック大学のジェラール・ブシャール教授を迎え、例年にも増して充実した大会となったほか、午前中のセッションの最後には、「AJEQ設立10周年を迎えて/L'AJEQ a dix ans !」と題して、AJEQの10年を振り返る特別プログラムも盛り込まれました。

開催の詳細は以下の通りです。
日時(la date):2018年10月13日(土)/Samedi 7 octombre, 2018
会場(le lieu):愛知大学 名古屋キャンパス講義棟4階 L406教室/
        Pavillon 4e étage, Salle L406 Université Aïchi

・開会式 Cérémonie d'ouverture

開会の辞 古地順一郎 (北海道教育大学)
KOJI Junichiro (Université d'Éducation de Hokkaido)
ajeq2018 koji

開催校代表挨拶 中尾 浩(愛知大学)
NAKAO Hiroshi (Université Aïchi)
ajeq2018 nakao

ケベック州政府在日事務所代表挨拶 リュシ・トランブレー
Luci TREMBLAY (Déléguée générale du Québec à Tokyo)
ajeq2018 lucie2

会長挨拶 立花英裕(早稲田大学)
TACHIBANA Hidehiro (Président de l'AJEQ, Université Waseda)
ajeq2018 tachibana

・自由論題 Communications libres
 司会: 矢頭典枝(神田外語大学)
 Modératrice : YAZU Norie (Université Kanda-gaïgo)
 ajeq2018 yazu

 1. 「ケベック州で出版されたフランス語教科書と話し言葉としてのケベック・フランス語の語彙的・統語的特徴」
 Manuels de français publiés au Québec et quelques caractéristiques lexicales et syntaxiques du français québécois oral
 近藤野里 (名古屋外国語大学)
 KONDO Nori (Université des Langues Étrangères de Nagoya)
 ajeq2018 kondo

 2. 「チャールズ・テイラーが1970年に出版した The Pattern of Politics におけるカナダ・ケベック論」
 Charles Taylor on Canada and Quebec in 1970: Taylor, The Pattern of Politics, Toronto, 1970
 梅川佳子(中部大学)
 UMEKAWA Yoshiko (Université Chubu)

 3. Route comme sociotope : La route d'Altamont de Gabrielle Roy
 (ソシオトープとしての道:ガブリエル・ロワの『アルタモンへの道』)
 KIM In-Kyoung (Université féminine de Séoul)
 キム・インキョン (ソウル女子大学)
 ajeq2018 kim  ajeq2018 kim2

・AJEQ設立10周年を迎えて L'AJEQ a dix ans !
 立花 英裕・矢頭典枝・小倉和子
 TACHIBANA Hidehiro, YAZU Norie, OGURA Kazuko

・基調講演の前に
 Une petite introduction à la conférence du Pr. Gérard Bouchard
 「ナショナルな神話と集合的想像域」
 Mythe national et imaginaire collectif
 丹羽 卓 (金城学院大学)
 NIWA Takashi (Université Kinjo Gakuin)

・基調講演 Conférence
 L'état des mythes nationaux sous l'impact de la mondialisation
 (グローバリゼーションの強い影響下にあるナショナルな神話の状況)
 Gérard BOUCHARD (Université du Québec à Chicoutimi)
 ジェラール・ブシャール (ケベック大学シクチミ校)
 司会・通訳: 立花 英裕(早稲田大学)
 Présentateur & interprète: TACHIBANA Hidehiro (Université Waseda)

・シンポジウム Symposium
 「現代社会の『神話』とネイション」
 Mythes et nations dans les sociétés contemporaines  
 報告1. 「映画による神話投影 ─ ケベックからアフリカへ」
 La projection du mythe par le cinéma ─ du Québec à l'Afrique
 杉原賢彦(立教大学)
 SUGIHARA Katsuhiko (Université Rikkyo)

 報告2. 「現代日本におけるネイション神話の諸側面」(フランス語)
 Quelques aspects des mythes nationaux du Japon contemporain
 伊達聖伸(上智大学)
 DATE Kiyonobu (Université Sophia)

 報告3. 「道理と合理の間:間文化主義に関する若干のコメント」
 Entre le raisonnable et le rationnel: quelques commentaires sur l'interculturalisme
 大中一彌(法政大学)
 ONAKA Kazuya (Université Hosei)
 ajeq2018 onaka
 
 報告4. 「カナダのアイデンティティを表象する首都オタワのカナダ・デー」
 La fête du Canada dans la région de la capitale nationale: Un miroir de l'identité canadienne?
 大石太郎(関西学院大学)
 OISHI Taro (Université Kwansei Gakuin)
 ajeq2018 oishi  ajeq2018 oishi2

 コメンテーター:ジェラール・ブシャール
 Commentateur : Gérard BOUCHARD
 司会:小倉和子(立教大学)
 Modératrice: OGURA Kazuko (Université Rikkyo)

・総会、2018年度小畑ケベック研究奨励賞授与式
 Assemblée générale, remise des Prix Obata pour la recherche sur le Québec 2018

・閉会の辞 Clôture
 閉会の辞 関 未玲(愛知大学)
 SEKI Mirei (Université Aïchi)

ajeq2018 shugo

・懇親会 Soirée amicale
 会場:食のつむぎ 「梅の花」にて
 à l'Umeno-Hana
 ajeq2018 konshinkai
 Photo: KATO Hiroshi, SEKI Mirei, OGURA Kazuko

Tag:ケベック AJEQ 大会 2018

26
2018

ケベック関連文化行事のお知らせ(10月 追加)

CATEGORYお知らせ
ケベック関連文化行事のお知らせ(10月 追加)
日本ケベック学会広報委員会

ケベック州政府在日事務所より10月の追加情報が急遽、届きました。
25日(木)から始まっている東京国際映画祭の「ユース・セクション」にて、ケベック映画が2本、上映されます。
FIFEM(モントリオール国際子ども映画祭)のアーティスティック・ディレクター、ジョアンヌ・ブルアンらが登壇し、Q&Aも開催される予定です。
ぜひ、足をお運びください!

【映画 FILM】
いい意味で小悪魔/Slut in a Good Way [Charlotte a du fun]
監督:ソフィー・ロレイン Sophie Lorain
10月27日&11月3日上映

蛍はいなくなった/The Fireflies Are Gone [La Disparition des Lucioles]
監督:セバスチャン・ピロット Sébastien Pilote
10月28日&11月3日上映

Tag:ケベック イヴェント AJEQ 映画

06
2018

ケベック関連文化行事のお知らせ(10月)

CATEGORYお知らせ
ケベック関連文化行事のお知らせ(10月)
日本ケベック学会広報委員会

ケベック州政府在日事務所より10月の情報が届きましたので、お知らせいたします。

【映画 FILM】
『僕とわたしの聖なる秘密』 Mario Morin監督
国際短編映画祭 SHIBUYA × ShortShorts
大人から子どもまでどなたでもお楽しみいただける10分前後の短編映画の上映会。
ショートショートフィルムフェスティバル上映作品の中から、渋谷区の基本構想である「ダイバーシティ」のアワード受賞作品を含むプログラム(7作品:約1時間)をご紹介。ケベックのMario Morin監督作品 『僕とわたしの聖なる秘密』もその中の一作品として紹介されています。
10/5(金)までは19:00〜、10/13(土)は13:30〜 と 15:00〜 の2回の上映があります。
YCC 代々木八幡コミュニティセンターにて

『大いなる闇の日々』
The Great Darkened Days [ La Grande Noirceur ]
監督:マキシム・ジルー
10月25日より始まる東京国際映画祭で上映されます。
https://2018.tiff-jp.net/ja/lineup/film/31CMP06
 
【サーカス CIRQUE】
キュリオスKURIOS 
シルク・ドゥ・ソレイユ創設30周年記念作品!
大阪公演 11月4日(日)まで中之島ビッグトップ(特設会場)にて開催中
名古屋公演 11月22日(木)− 2019年1月27日(日)、名古屋ビッグトップ(ナゴヤドーム北)にて
福岡公演 2019年2月15日(金)− 3月31日(日)、福岡ビッグトップ(筥崎宮外苑)にて
仙台公演 2019年4月19日(金)− 5月29日(水)、仙台ビッグトップ(あすと長町)にて

【音楽 MUSIQUE】
クラッシック CLASSIC
A ・レブランク弦楽四重奏団 (Quatuor Arthur-LeBlanc)
結成30周年を記念し、ピアニストに植田克己氏をお迎えします。
2018年10月20日(土) 14時より(13:30開場)
東京文化会館小ホールにて
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調 作品95『セリオーソ』
モラヴェッツ:弦楽四重奏曲 第5番(1991)『W. A. モーツァルトへの礼賛』
フランク:ピアノ五重奏曲 ヘ短調
 
JAZZ ジャズ
“ボカンテ” BOKANTE 初来日
3度のグラミー賞に輝く精鋭集団、スナーキー・パピーのマイケル・リーグ (Michael League)がスタートさせたユニット“ボカンテ”が待望の初来日。
ヴォーカルはハイチ出身のケベック人、クレオール〜フランス語を駆使した幻想的な歌声が魅力のマリカ・ティロリエン(Malika Tirolien)。要チェックです。
2018年10月10日(水)、11日(木)
1st:Open 17:30, Start 18:30
2nd:Open 20:20, Start 21:00    
<http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/bokante/>

エレクトロ Electro
電子音楽とヴィジュアル・アートの祭典MUTEK.JPが今年もやってきます!
今年で無事3回目を迎えるMUTEK.JPは、2018年11月1日〜11月4日の期間、日本科学未来館(東京・お台場)に加え、WWW / WWW X、代官山UNIT にての4会場にてイベントを開催。
益々グレードアップしたフェスティバルに是非ご参加ください。

【バンド・デシネ BANDE DESSINÉE】
11月24日(土)Comic Arts Tokyo、11月25日(日)海外マンガフェスタへ、ケベックから5〜6名のアーティストが参加予定です。
この時期、他にもイベントを企画中ですので、また御連絡させていただきます。
 
出版の御案内
ルイーズ・ブルジョワ 糸とクモの彫刻家 ★10月中旬予定
< http://www.nishimurashoten.co.jp/app-def/S-102/WordPress/wp-content/uploads/2018/09/978-4-89013-991-0.jpg >
エイミー・ノヴェスキー文 イザベル・アルスノー絵 河野万里子訳
< http://www.nishimurashoten.co.jp/book/archives/12050 >
六本木ヒルズの前広場にある巨大なクモの彫刻家、ルイーズ・ブルジョワを描いた作品。
ケベックのBD、絵本作家イザベル・アルスノーが絵を担当しました。是非注目してください!

Tag:ケベック AJEQ イヴェント バンド・デシネ

02
2018

ケベック州、政権交代へ

CATEGORYお知らせ
ケベック州、政権交代へ
日本ケベック学会広報委員会

現地時間10月1日(月)投開票のケベック州議会議員選挙(全125議席)の結果、ケベック未来連合(Coalition Avenir Québec, CAQ)が74議席を獲得して第一党となり、2011年の結党以来初めて州政権を担うことが確実になりました。CAQ党首フランソワ・ルゴー氏は1957年生まれ、長くケベック党選出の州議会議員として活動し、いくつかの大臣を歴任していますが、現在ではケベックの主権獲得に否定的な立場に転じて親ビジネス路線のCAQを創設しました。一方、1970年代からケベック州の主権獲得(カナダからの独立)運動を牽引してきたケベック党は党首自ら落選するなど苦戦し、9議席の獲得にとどまって第4党に沈みました。まさに歴史を塗り替えるという表現がふさわしい選挙結果となりました。

今後の動向が注目され、また選挙結果の詳細な分析が待たれます。

選挙結果の詳細は、たとえば以下のサイトをご参照ください。

20
2018

会員の業績が日本カナダ学会特別賞(翻訳書)を受賞しました

CATEGORY報告
 会員の業績が日本カナダ学会特別賞(翻訳書)を受賞しました
日本ケベック学会広報委員会

日本ケベック学会会員の業績が日本カナダ学会特別賞(翻訳書)を受賞し、2018年9月15日に神戸国際大学で開催された同学会第43回年次研究大会にて表彰されました。受賞作品は以下のとおりです。

コーラル・アン・ハウエルズ/エヴァ=マリー・クローラー編、堤稔子/大矢タカヤス/佐藤アヤ子・日本語版監 修、日本カナダ文学会・訳『ケンブリッジ版 カナダ文学史』彩流社、2016年
(写真・左)

ジェラール・ブシャール著、丹羽卓監訳、荒木隆人・古地順一郎・小松祐子・伊達聖伸・仲村愛訳『間文化主義-多文化共生の新しい可能性-』彩流社、2017年(写真・右)

おめでとうございます!
写真:矢頭典枝

Tag:ケベック AJEQ カナダ学会

11
2018

日本カナダ学会第43回年次研究大会開催のお知らせ

CATEGORYお知らせ
日本カナダ学会第43回年次研究大会開催のお知らせ
大石 太郎(関西学院大学)

 来る9月15日(土)・16日(日)、神戸国際大学にて日本カナダ学会第43回年次研究大会が開催されます。
 ケベック関係では、第2日午後のシンポジウム「マルチカルチュラリズムとインターカルチュラリズム」(伊達聖伸会員・飯笹佐代子会員・石川涼子氏が登壇、丹羽卓会員が司会)があります。また、第2日午前には、スティーヴン・アークハート氏(レスブリッジ大学)がアキ・シマザキに関する報告(英語)をおこなう予定です。アークハート氏はケベック映画にもくわしく、アメリカのケベック学会機関誌Quebec Studiesの最新号にケベック映画に関する論考を寄稿されています。そのほか、日加関係史や社会保障に関する報告が予定されています。

 急なお知らせとなってしまい恐縮ですが、ふるってご参加ください。
 大会概要については、こちらをクリック

Tag:ケベック AJEQ カナダ学会

28
2018

Les Cahiers Anne Hébert 第15号 論文掲載のお知らせ

CATEGORY活動報告
Les Cahiers Anne Hébert 第15号 論文掲載のお知らせ
佐々木菜緒(明治大学大学院

 拙論  « Anne Hébert au Japon : Les chambres de bois et Kamouraska » を掲載した Les Cahiers Anne Hébert の第15号(Éditions Université de Sherbrooke, 2018)が電子版で出版されました。
『カムラスカ』(1970)は日本語に訳された唯一のエベールの小説ですが、国内では未だほとんど研究されていない中で、『木の部屋』(1958)が日本人研究者の注目を引いてきた作品であるゆえんを、日本におけるケベック研究の観点と翻訳の観点から検討しました。
 同号は Anne Hébert, le centenaire : réception, traduction, enseignement de l’œuvre の特集号で、これは2016年6月にシェルブロック大学とモンレアルで3日間にわたって開催されたアンヌ・エベール生誕100周年を祝う国際コロック « Anne Hébert, le centenaire » の記録の一部でもあります。
CahiersAnneHebert15
Les Cahiers Anne Hébert n°15 については、以下をご覧ください。
https://www.usherbrooke.ca/centreanne-hebert/cahiers-anne-hebert/cahier-15/
 

Tag:ケベック AJEQ

27
2018

『グレーテルとヘンゼル Gretel et Hansel』公演情報

CATEGORYお知らせ
『グレーテルとヘンゼル Gretel et Hansel』公演情報
日本ケベック学会広報委員会

ケベック州政府在日事務所より、『グレーテルとヘンゼル Gretel et Hansel』公演情報をいただきましたので転載いたします。

劇団ル・カルーセルとKAAT神奈川芸術劇場の共同制作作品、『グレーテルとヘンゼル Gretel et Hansel』の公演が近づいて参りました。
この連日の酷暑の中、順調にお稽古が進んでおります。

http://www.kaat.jp/d/gretel
http://www.lecarrousel.net/fr/creation/gretel_et_hansel
公演期間08月18日(土)~2018年08月26日(日)
会場:神奈川芸術劇場 大スタジオ
脚本:スザンヌ・ルボー 
演出:ジェルヴェ・ゴドロ 
出演:土居志央梨 小日向星一
Texte: Suzanne Lebeau
Mise en scène: Gervais Gaudreault
Comédiens: Shiori Doi / Seiichi Kohinata

さて、今回脚本家のスザンヌ・ルボーさんが来日することになりました。
この機会に、弊事務所とKAATとの共催で、レクチャーを企画いたしました。
是非、皆様にもご参加いただきたく、御案内申し上げます。
詳細は以下の資料をご覧の上、お申込下さい。

Gretel et Hansel

Tag:ケベック AJEQ イヴェント

22
2018

2018年7月14日 AJEQ研究会報告 Rapport de la réunion d’études de l’AJEQ

CATEGORY報告
2018年7月14日 AJEQ研究会報告  Rapport de la réunion d’études de l’AJEQ

AJEQ企画委員会・研究会担当


2018年7月14日(土)、早稲田大学にてAJEQの定例研究会が開催されました。
 第1発表は、今年度のAJEQ大会におけるG・ブシャール教授の基調講演の勉強会と位置付けられ、同教授の著書の翻訳書『間文化主義』の監訳を担当された丹羽卓会員による報告でした。
 第2発表では、2017年度小畑ケベック研究奨励賞受賞者の1人である松川雄哉会員が、ケベックでの現地調査の結果を踏まえ、フランス語教育について報告しました。
 どちらも大変興味深い内容で、報告の後の質疑応答では時間が足りないほどでした。詳細は以下、ご本人たちからの報告をごらんください。(矢頭典枝・神田外語大学)

日時:2018年7月14日月(土)16:00-18:30
会場:早稲田大学 早稲田キャンパス8号館406教室
〈プログラム〉
第1発表:丹羽卓会員(金城学院大学)Takashi NIWA (Université Kinjo Gakuin)
「imaginaires collectifs とは何かー G. Bouchard の Raison et déraison du mythe. Au coeur des imaginaires collectifs を読む」
(À propos de la conception de "imaginaire collectif" de Gérard Bouchard)
第2発表:松川雄哉会員(南山大学)Yuya MATSUKAWA (Université Nanzan)
「ケベックにおけるフランス語教育について」

第1発表についての報告
本年度のAJEQ大会で講演されるジェラール・ブシャール教授の講演内容の中心概念である「集合的想像域」(imaginaire collectif)という概念について、氏の近著であるGérard Bouchard, Raison et déraison du mythe. Au cœur des imaginaires collectifs, Boréal, 2014の序章と第1章に基づいて説明を試みた。その内容は次の通りである。
どのような集合体も特に重要視される表象を持っており、そうした表象の集合体をブシャールは「集合的想像域」と呼ぶ。例えば、「自由」「市民の平等」「繁栄への権利」「人種の平等」「男女平等」などがそうした表象にあたるが、集合体によってどれを集合的想像域の中心に据えるかが変わる。そればかりか、中心に置かれた表象は神聖化され、それを批判することはタブーとみなされるほどである。
ブシャールは、集合的想像域は理性とも関係があるとしたうえで、感情面を重視する。また、それは矛盾さえはらむが、空想ではなく、現実と深くかかわると主張する。そして、その集合的想像域を支えるのが神話であり、それは現代社会においても大きな力を持つと考え、神話を分析することで、その集合体(特に対象をネイションに絞る)の想像域を明らかにし、それがどのようにして集合体を構築するのかを解明しようとするのである。(丹羽 卓)

第2発表についての報告
本発表では、今年3月に行ったケベック州研究滞在について報告しながら、私の研究テーマであるケベックにおけるフランス語教育に関する研究報告をした。ケベックには大きく分けて2種類のフランス語教育がある。大人の移民ためのフランス語教育は、Francisationと呼ばれており、移民の子供に対する教育には、Programme d’accueil et du soutien à l’apprentissage du français (PASAF)と呼ばれている。移民のためのフランス語教育としては、Laval大学のケベック・フランス語会話のアトリエ や、ケベックで出版されたフランス語の教科書 « Par ici (les éditions MD)»を紹介した。いずれも、ケベックで実際に話されているフランス語やケベック社会でうまく振る舞うためのノウハウを学ぶことができる。最後に移民の子供の社会統合を促進するためのサマーキャンプの事例を紹介した。このような取り組みは、移民の子供が友達を作るだけでなく、彼らの間でインフォーマルなやり取りの中でインフォーマルなフランス語を学ぶ機会を与えてくれる。ケベックでは、フランス語教員に限らず全ての教員が、移民の生徒の統合を助ける役割を担っている。そのための能力を養成するには、教職課程だけでは必ずしも十分ではなく、その後の教員養成もの重要であることを強調した。(松川雄哉)

丹羽卓会員 松川雄哉会員
丹羽卓会員           松川雄哉会員

第一発表の質疑応答の様子    第2発表の質疑応答の様子
(写真提供:矢頭典枝・小倉和子)

 

Tag:ケベック AJEQ

30
2018

ケベック関連文化行事のお知らせ(7月)

CATEGORYお知らせ
ケベック関連文化行事のお知らせ(7月)
日本ケベック学会広報委員会

ケベック州政府在日事務所より7月の情報が届きましたので、お知らせいたします。

【サーカス CIRQUE】
キュリオス KURIOS シルク・ドゥ・ソレイユ創設30周年記念作品!
7月8日まで東京公演 お台場ビックトップにて好評公演中!
Jusqu'au 8 juillet à Odaiba Big Top! Ne manquez pas !
その後順次、7月26日から10月29日まで、大阪公演 中之島ビックトップ、
11月22日から2019年1月27日まで、名古屋公演、名古屋ビックトップ、
2月15日から3月31日まで、福岡公演、福岡ビックトップ、
2019年4月より、仙台公演が予定されています。
どうぞお楽しみに!!
 
Machine de Cirque
遂に、『マシーン・ドゥ・シルク』が今夏、日本に上陸します。
お洒落でパワフルで熱いイケメン5人のユーモアたっぷりの新感覚サーカスを是非是非お見逃しなく!!
家族や友人、もちろんお一人でもお出かけ下さい。
 
日本公演日程
あうるすぽっと【豊島区立舞台芸術交流センター】Owl Spot (Ikebukuro)
https://www.owlspot.jp/performance/180721.html
2018年7月21日(土) 14:00開演
       22日(日) 14:00開演
       23日(月) 19:00開演
       24日(火) 14:00開演
 
松本市民芸術館 Matsumoto Performing Arts Center
https://www.mpac.jp/event/circus/25371.html
2018年7月28日(土) 16:00開演
       29日(日) 13:00開演
 
北九州芸術劇場 中劇場 Kitakyushu Performing Arts Center
http://q-geki.jp/events/2018/MACHINEdeCIRQUE/
2018年8月2日(木) 14:00開演
 
小牧市市民会館 Komaki City Hall
2018年8月5日(日) 14:00開演
 
兵庫県立芸術文化センター阪急 中ホール Hyogo Performing Arts Center
http://www1.gcenter-hyogo.jp/access/
2018年8月7日(火) 15:00開演
       8日(水) 13:00開演
 
【演劇 THÉÂTRE
Pomme :Theatre des petites ames
飯田人形劇フェスタ 8月3日から12日まで
Iida Puppet Festa 2018
http://iida-puppet.com/
ケベックのTheatre des petites ames の「Pomme:りんごの話」という作品が参加します。
http://iida-puppet.com/paid/2018_22-25/
 
2018年8月3日(金) 11:30と15:00
       4日(土) 10:00と15:30
会場は飯田文化会館2階 計4回公演です。
https://www.city.iida.lg.jp/site/bunkakaikan/
 
グレーテルとヘンゼル Gretel et Hansel
ケベック州を拠点に、世界各地で児童、青少年向けの公演で知られる劇団ル・カルーセル。
演出家ジェルヴェ・ゴドロにより、オーディションで選ばれた2人の日本人俳優と日本語版で上演されます。KAAT神奈川芸術劇場によって企画制作された、日本初公開の作品です。
 
http://www.kaat.jp/d/gretel
http://www.lecarrousel.net/fr/creation/gretel_et_hansel
公演期間2018年8月18日(土)〜8月26日(日)
会場:大スタジオ
脚本:スザンヌ・ルボー 
演出:ジェルヴェ・ゴドロ
出演:土居志央梨、小日向星一

Texte: Suzanne Lebeau
Mise en scène: Gervais Gaudreault
Comédiens: Shiori Doi, Seiichi Kohinata


Tag:ケベック AJEQ

23
2018

国際フランコフォニー学会 第32回世界大会参加報告

CATEGORY報告

国際フランコフォニー学会 第32回世界大会参加報告

関 未玲


 2018年6月4日から10日まで、CIEF(国際フランコフォニー学会)の第32回世界大会が、フランスのラ・ロシェルで開催されました。今年も300人を超える参加者が集い、80近くものセッションが開かれました。世界各国の研究者によって熱い議論が交わされた各パネルはどれも興味深く、大きな刺激を受ける機会となりました。今年の主要テーマは「調停と移行」。文化間差異の軋轢を克己するだけでなく、積極的な融合的文化の創造へと開かれた場となるべく、ジェンダー、マイノリティー言語、翻訳学、コミュニティー研究、アイデンティティーの模索など、位相の横断を試みながらさまざまな観点と問題意識から、対立や差異を乗り越える新たなパラダイムが模索されました。

 当初は公共交通機関の大規模なストライキが心配されていた今大会でしたが、夏至を間近に控えバカンスまで秒読みのフランスでは、すでにストライキも落ち着き、蓋を開ければ多くの参加者が風光明媚な港町に、一堂に会することとなりました(いっぽうで、来仏できなくなってしまったゲストスピーカーも少なからずいたため、会長のルーシー・オットゥ氏の言葉でもありますが、対談や鼎談などのイベントについては規模を縮小したりするなど、惜しまれる一面もありました)。AJEQ会員であるジル・デュピュイ氏やナタリー・ワテーヌ氏、また交流のあるACEQ(韓国ケベック学会)の研究者と再会し、互いの研究情報を交換しながら雑談を交えて議論を深める場を持てたことは、貴重な機会でした。また7日に開かれた、間世界センターとの共催「プロテスタンティズムの交錯する街ラ・ロシェル」と題したタブル・ロンドでは、大西洋航路への玄関口として発展した街ラ・ロシェルの風土が、プロテスタンティズムを根付かせる要因となったこと、さらに異文化への寛容と好奇心がラ・ロシェル市民を特徴づけていることが明らかにされました。会期中は潮の香りを感じながら、旧市街を抜けて港の先端に位置するラ・ロシェル大学へと通う日々でした。どこを歩いていても潮風が通り抜けるラ・ロシェルの街が、今大会のテーマ「調停と移行」を論じるに相応しい街であることを、タブル・ロンドを通じて改めて実感しました。以下は、「ケベックにおける女性的文学」のセッションと、「女性性と家系」のタブル・ロンドについての、ナタリー・ワテーヌ会員からの報告です。

 

ナタリー・ワテーヌ会員:

 Le 5 juin 2018, lors de la séance consacrée à trois écrivaines québécoises : Anne Hébert, Gabrielle Roy et Louise Dupré, nous avons présenté une communication sur le recueil de nouvelles L’été funambule, de Dupré, paru aux éditions XYZ à Montréal, en 2008. Nous avons voulu dégager le rôle de l’ailleurs dans la relation intime qui se noue ou se brise entre les êtres, que cet ailleurs prenne la forme de séjours à l’étranger ou d’obstacles soudains à surmonter. Nous avons fait ressortir que les voyages, dans plusieurs des 26 nouvelles du recueil, constituent d es lieux de passage et de salut pour la narratrice, qui fait face au vent de l’histoire, la grande et son histoire personnelle.
 Puis, en fin de journée, nous avons participé à la table ronde « Féminitude et Filiations », animée par Oana Panaïté de l’Université de l’Indiana (États-Unis), avec les écrivaines Jeanne Benameur, Bessora et Maïssa Bey, pour y lire un texte de Louise Dupré sur la mémoire des femmes. L’auteure en parle de deux façons, comme traversée du temps et filiation. La filiation trouve son ancrage dans le passé, que ce soit avec les aïeules comme sa grand-mère ou avec des écrivaines comme Marguerite Duras ou Anne Hébert. Il y a aussi la « mémoire lucide » des femmes face aux horreurs de l’Histoire. Consciente de la partie sombre de l’être humain, Dupré cherche à rétablir la subjectivité maternelle dans son œuvre récente. Plus de deux cents personnes ont assisté à cette table ronde qui s’est terminée sous forme d’échange amical et de dialogue avec le public.

 

 予定されていたワテーヌ会員と作家ルイーズ・デュプレ氏の対談は、タブル・ロンドに変更されて行われました。以下はデュピュイ会員と報告者が参加したセッションの発表報告です。

 ジル・デュピュイ会員がセッションを組んだ「脱オリエント化(脱指標化)する東洋:アジア系ケベック人作家3人のエクリチュール戦略」では、デュピュイ会員の他に、ACEQ会員のシン・ジュンガ会員と報告者自身も参加し、発表を行った。デュピュイ氏は、「すべてを脱指標化するイン・チェン作品の超移動性」と題し、イン・チェンの作品に共通する時間的・空間的横断を可能とするエクリチュールを検証し、「超移動性」としてこれを論じた。シン氏は韓国人を両親に持ち、日本で生まれカナダに移り住んだウーク・チョングの『キムチ』を取り上げながら、アイデンティティーの拠り所を失う代償に、主人公が民族的・地理的・文化的出自とは異なる「自分」自身の新たなパーソナリティーを築き上げたという点に注目し、チョング氏の作品を分析した。報告者は「超文化的エクリチュール ― キム・チュイにおけるオリエンタリズムの相対化」をテーマに、一昨年にAJEQの年次大会にも招聘した作家キム・チュイ氏の作品を取り上げ、ケベック文学史における移民作家の位置づけについて再検証し、アジア系作家の一般的な特徴であるアイデンティティー探求を巡る拮抗と打開点の追求に触れたあと、他のアジア系作家とは一線を画す特異な文体を推敲し続けるキム・チュイの戦略について論じた。すでに近刊『ヴェトナム人女性の秘密』で5作目を上梓したキム・チュイの作品は、オリエンタリズムという言説を無化しながら独特なユーモアを交えて、これを糾弾し、文化拮抗を克服してゆく試みを描いている。チュイ作品が提示する文化差異の相対化は、今大会のテーマの一柱である「移行」の具体的な例となり得るものではないかと考えている。以下は、デュピュイ会員の発表報告である。

ジル・デュピュイ会員:

 Le « cycle des réincarnations », qui s’étend dans l’œuvre de Ying Chen de la parution d’Immobile (1998) jusqu’à la publication de La rive est loin (2013), est caractérisé par une écriture transmigrante qui se joue des repères spatiaux et temporels. La narratrice innomée, voire innommable, des sept romans qui constituent cet « ensemble romanesque » (Chen) lui confère cependant une unité formelle et stylistique qui renvoie à une identité labile et fluctuante. Tout se passe comme si l’auteur(e), à travers sa narratrice porte-voix, se livrait à des exercices de désorientation, qui se laissent lire à leur tour comme tentatives d’échapper à toute origine. Cette communication se donne comme objectif d’explorer l’étrange « chronotope » (Bakhtine) qui structure et déconstruit tout à la fois le cycle dans lequel prend place chaque roman « ayant comme personnage central une femme de nature ambiguë qui raconte ses vicissitudes désencadrées du temps et de l’espace » (Chen), et ce, afin d’en ponctuer quelques « moments » forts et de mieux cerner la poétique singulière qui se dégage à la lecture rétrospective de l’œuvre.


 なお、プログラムの詳細については、以下のサイトをご覧頂ければと思う。

https://secure.cief.org/wp/wp-content/uploads/2018/05/Programme-Long-CIEF-2018-version-finale.pdf

 また来年度の大会はカナダのオタワにて6月17日から23日まで開催されることが決定し、主要テーマは「フランコフォニーの周辺性と影響力」となった。


港町 ラ・ロシェル             会場となったラ・ロシェル大学
ジル・デュピュイ会員と報告者のセッション ナタリーワテーヌ会員のタブルロンド


Tag:ケベック AJEQ 大会 ACEQ CIEF 国際フランコフォニー学会