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02
2018

ケベック州、政権交代へ

CATEGORYお知らせ
ケベック州、政権交代へ
日本ケベック学会広報委員会

現地時間10月1日(月)投開票のケベック州議会議員選挙(全125議席)の結果、ケベック未来連合(Coalition Avenir Québec, CAQ)が74議席を獲得して第一党となり、2011年の結党以来初めて州政権を担うことが確実になりました。CAQ党首フランソワ・ルゴー氏は1957年生まれ、長くケベック党選出の州議会議員として活動し、いくつかの大臣を歴任していますが、現在ではケベックの主権獲得に否定的な立場に転じて親ビジネス路線のCAQを創設しました。一方、1970年代からケベック州の主権獲得(カナダからの独立)運動を牽引してきたケベック党は党首自ら落選するなど苦戦し、9議席の獲得にとどまって第4党に沈みました。まさに歴史を塗り替えるという表現がふさわしい選挙結果となりました。

今後の動向が注目され、また選挙結果の詳細な分析が待たれます。

選挙結果の詳細は、たとえば以下のサイトをご参照ください。

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