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2020

オンライン講演会のお知らせ

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オンライン講演会のお知らせ
日本ケベック学会広報委員会

「アルベール・カミュが残したもの ー 新型コロナウイルスの時代に」

日時:2020年9月21日(月・祝) 14:00 - 15:30
講演:立花英裕 早稲田大学名誉教授
司会:瀬藤澄彦 RFJ会長
言語:日本語、最初と最後にフランス語
主催:ルネサンス・フランセーズ日本代表部
協力:パリクラブ(日仏経済交流会)
後援:日本ケベック学会

定員:90名
申込締切:9月20日
参加費:無料
申込:下記のURLからお申込みください。
https://forms.gle/JYfTi8DxQvTGVHP3A
※ご参加いただける方には、前日に当日の接続先をメールにてお知らせします。
※満席の際には主催及び協力、後援団体の会員を優先します。

■講演趣旨
 1960年1月4日、パリにも遠くない Villeblevin 近くの国道で自動車事故でカミュが亡くなってから2020年はその60周年。ストックホルムでの1957年ノーベル文学賞授賞式の講演でカミュは世界平和構築の行動に言及。文化と連帯と言語を通して平和実現を目標に掲げるルネサンス・フランセーズ(RF)パリ本部は、2020年を特別の想いを込めてカミュに黙祷。
 折しも彼が1947年発表した大作『ペスト』で描いた疫病と似た、新型コロナウィルスの世界的蔓延の不安のなかに私たちは生きています。アルジェリアの西の地中海に面した都会オランを舞台にして疫病ペストを題材に世界に語りかけようとしたことは何か。1913年11月7日にアルジェで生まれたカミュは47年の短い人生 のなかで発表した作品のうち、『ペスト』以外でも『異邦人』『反抗的人間』などで取り上げた「不条理」とは一体何か。戯曲『出口なし』などを著した同じ実存主義者サルトルとの違いは何か。そしてカミュが考えていた「平和」の構築とは何かなどについて、長年フランス文学とフランス語教育に携わられ、同時に北米やカリブ海、アフリカ大陸など世界全体のフランス語圏文化にも精通しておられる立花英裕氏に語っていただきます。

講演会への参加申し込み方法
A. 上記のURL(https://forms.gle/JYfTi8DxQvTGVHP3A)から入る。
B. または以下の手順で登録。
 1. 「ルネサンス・フランセーズ日本代表部」の URL に入る → https://rfjapon.org/
 2. 「ルネサンス・フランセーズ日本代表部」URL 右上付近の NEWS・EVENT をクリック。 
 3. 以下の下線部をクリックして「申込」の行にある URL から参加申し込み。
 2020.08.17第一回オンラインセミナーへのご案内「アルベール・カミュが残したもの〜新型コロナウイルスの時代に」
 ※申込のページに所属機関とありますが、AJEQ会員でない方は、そこに「立花先生の紹介」と書いてください。
 そうしないと、定員オーバーしたときにはねられます。

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Tag:ケベック

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